こんにちは。スギちゃんです!
わたしは、独身のころから絵本がすごく好きです。
図書館にいりびたって、子供にまみれて読んでいました笑
今日は、息子と本屋さんにいってそれぞれ好きな絵本を見ているときに
思いがけずほろりとしてしまったものを紹介します。
「ここでこのまま読むとやばいな」と思いその時は棚に戻したのですが、
どうしても気になって結局ネットで買ってしまいました。
『だいじょうぶ だいじょうぶ』という本です。
小さな男の子が、毎日おじいちゃんと散歩をするお話なのですが、
その中で彼の世界は広がっていきます。
世の中には嫌なことがたくさんあって、
男の子も事故にあったり、友達が訳もなくたたいてきたりします。
でもその度におじいちゃんは「だいじょうぶ だいじょうぶ」と言ってくれます。
男の子はどんどん大きくなって、友達とうまくいくようになり、
あまり無理をして人に合わせなくても良いと知り、
車はめったに突っ込んでこないと分かって、
そんなに悪いことばかりじゃないなと思うようになります。
そして最後には、男の子が入院中のおじいちゃんに
こんどは僕の番だと思って「だいじょうぶ だいじょうぶ」と言うんです。
私は結構あまのじゃくな方なので、大丈夫と言われると
「大丈夫じゃないよー」と思ってしまうのですが、
これを読んでやられました。
子供が安心する言葉だと思うのですが、
普段から気を張っている大人がこれをひとりで読むと、
響くなあと考えて紹介しました。